「あのとき、残念ながら私たちは北海道の皆さまにご飯を届けることができませんでした。」山田英之さん(コープフーズ株式会社 専務取締役)はインタビューで当時を振り返り、悔しさを滲ませました。2018年9月に発生した北海道胆振東部地震の教訓を生かすために、コープフーズ石狩工場に電気・蒸気・温水を自前で作ることができるオンサイト発電設備が2021年2月に完成しました。
オンサイト発電設備は大規模災害や停電時でも事業継続を可能とし、北海道の食のインフラを支える企業としての役割を果たすことができます。
コープさっぽろのエネルギー事業を担うエネコープ/トドック電力はこの事例を出発点として、北海道におけるエネルギーの安定供給、省エネルギーとBCP対策を両立する熱電併給サービス事業を展開し、環境に優しいエネルギーを拡大させることで循環型社会の実現に貢献し続けます。
●参考資料
北海道における第一号となるエネルギーサービスを開始しました~省エネルギーとBCP対策を両立する電熱併給サービス~(東京都市サービス株式会社)※外部リンクに移動します
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